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キャリア教育プログラム

「踊りの所作から地域の歴史を学び、地域愛を育むキャリア教育」
~踊育(だんいく)キャリア教育プログラム~

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日本各地に伝わる伝統的な踊りは、先人が体験した飢饉への教訓や苦難を克服した喜びなどが、その“所作”(動き)に込められ、今日まで踊り継がれています。何百年と継承されてきた踊りの所作を通して、故郷の歴史や踊り継いできた先人の熱い思いを伺い知ることが出来ます。例えば大阪市で約1800年前から踊り継がれている「住吉踊り」には、稲穂に付いた害虫を叩く所作や「心」の字を描く所作があり、害虫駆除で豊作への願いを表し、心の字を描くことで皆の心を一つにして幸せが続くようにと願った住吉大社の社僧の想いが表現されています。踊りの所作はまさに“動く歴史の教科書”と言えます。

このプログラムでは、踊りがうまれた当時の状況を伝承者の話を通じて学習し、当時に想いを馳せながら、その踊りの所作をモチーフに、現代のダンスと融合させ、「世界に一つだけのオリジナルダンス」を完成させるプログラムです。このプログラムを通じ、地域への誇りと愛着を深め、自尊感情を育みます。また仲間と協力してダンスの創作にチャレンジし、切磋琢磨することで課題対応能力や人間関係形成能力を養うことを狙いとしています。

本キャリア教育プログラム紹介映像

実施事例はこちら

「地域の踊り」と「リズムダンス」を融合したキャリア教育プログラムの流れ

1. オリエンテーション&リズムダンスの授業

本プログラムのねらいと授業の流れ、学習する地域の踊りを紹介します。また、グループ内で役割決めをします。
プロダンサーからリズムダンスの指導を受けダンスの振付にどのような想いが込められているかを学びます。

2. 指導者の方へお披露目

プロダンサーから学んだリズムダンスを地域の踊りを教えていただく指導者の方へお披露目(発表)します。

3. 地域の踊りの学習(座学)

地域の踊りの保存会の方から、地域に伝わる踊りがなぜ作られ、どのような想いで踊り継がれてきたのかなど、踊りに関連する地域の歴史や文化などを学びます。また、所作や歌詞に込められた先人の想いや祈り、所作から想像できる当時の人々の様子を連想していきます。

4. 地域の踊りの学習(実技)

地域の踊りの保存会の方から、地域の踊りの踊り方を指導していただきます。
所作に込められた先人の想いを改めて確認しながら踊ります。

5. 「地域の踊り」と「リズムダンス」のミックスにチャレンジ

地域の踊りの保存会の方にも協力を得て、「地域の踊り」と「リズムダンス」を融合したオリジナルダンスを創作します。踊りの保存会の方にもアドバイスをいただきながら、先人の想いが込められた所作をリズムダンスへ融合していきます。

6. 「地域の踊り」と「リズムダンス」をミックスしたオリジナルダンスのブラッシュアップ

ミックスしたオリジナルダンスの完成度を高めます。発表する際に紹介する「チーム名」、「ミックスしたダンスのテーマ」、「発表前に円陣を組んで気合いを入れるチームの掛け声」をチームで相談して決めます。また、発表会では間違っても良いから思い切って踊ること、しっかりと応援をして盛り上げることなど、発表会での心構えを学びます。

7. 「地域の踊り」と「リズムダンス」をミックスしたオリジナルダンスの発表

地域の踊りの保存会の方をお招きし、創作したオリジナルダンスのお披露目をします。

8. 踊りの指導者の方との交流

お披露目したダンスの感想を述べていただき、ミックスしたオリジナルダンスに対しての更なるアドバイスや、踊りや地域についての児童から指導者の方への質問について回答していただいたり、オリジナルダンスを一緒に踊っていただいたりしながら、地域の方との交流を深めます。

9. 学習のまとめ

ワークシートを基に、学習のまとめをします。また、地域の方へお礼のお手紙を書きます。

ポイント1地域の踊りを学ぶ

  • 地域の踊りの所作に込められた先人の想いを学ぶ
  • 地域の踊りの歌詞に込められた先人の想いを学ぶ
  • 地域の踊りがいつ、なぜ作られたのか、踊りの歴史的背景を学ぶ
  • 地域の踊りがどのようにして踊り継がれてきたのかを学ぶ

地域学習

地域に根付いた踊りは地域の歴史と密接なつながりがあるため、踊りの歴史を学ぶことは、地域の歴史や風土、伝統を学ぶことにつながります。

ポイント2地域の方から学ぶ

  • 踊りの保存会の方、地域の方から、踊りの歴史や所作に込められた想い、踊り継いできた思いを学ぶ

地域の伝統、文化の継承

地域の方から、踊り継いできた踊りや、踊りにまつわる地域の歴史や想いを学ぶことで、単なる踊りの学習ではなく、踊りの継承、地域文化の継承となります。

ポイント3地域の踊りとリズムダンスを融合する

  • ダンスという現代人の想いや感情を伝えやすくした表現方法に踊りの所作を融合させ、先人の想いを受け継ぐオリジナルダンスを創作する。
  • 踊りの保存会の方の協力を得ながら、地域の踊りとリズムダンスの融合にチャレンジをする

地域の踊りにとって大切な所作の確認と踊りに対する親近感を醸成

先人の想いが込められた踊りの所作を架け橋に、1000年の時を越えて先人と心を通わせることができた。
その大切な所作を現代のダンスへ融合することにより、この先100年にわたって踊り継いでいくことができる地域を想うオリジナルダンスの創作にチャレンジします。融合にチャレンジするなかで、大切な所作の確認や、想いを込めて繰り返し踊ることで、地域の踊りに対して、親近感と達成感を感じることができます。

ポイント4地域の踊りを融合したオリジナルダンスを発表

  • 子どもたちが創作した地域の伝統、歴史が詰まったオリジナルダンスを発表

創作したオリジナルダンスを発表する過程で、地域の踊りが、子どもたちの思い入れ深い踊りへと変化していきます

発表に向け、地域の踊りとリズムダンスを融合したオリジナルダンスを踊り込むことで、地域の踊りに対して愛着を持ち、子どもたちの思い入れが深い踊りへと変化していきます。発表した後の達成感は、地域の踊りに対する子どもたちの愛着心を更に高めます。

「地域の踊り」と「リズムダンス」を融合したキャリア教育プログラム 指導計画

本キャリア教育プログラムを実施する際のサポート体制について

その1ダンスインストラクターの派遣について

平成30年度に本プログラムを活用をされる小学校、中学校へ無料でダンスインストラクターを派遣します。

  • ※全国の小中学校対象
  • ※申込み定数あり

ダンスの基礎指導と、地域の踊りとのミックスに必要な1分間の振付を児童へ指導します。

  • 運動会や学習発表会用に作成した3分間の振付も用意しています。
  • 45分~90分で児童が習得できる振付です。
  • 次回以降のダンス指導の参考として、当日のダンス指導の様子は、ビデオ撮影していただいて結構です。

1日の時間調整を工夫していただくことで1日3時間の派遣で「リズムダンスの授業」、「地域の踊りとリズムダンスのミックス」を実施することが可能です。

その2プログラム実施に必要なツールの提供

児童用のワークシート、指導案、ダンスの振付シートなど、授業実施に必要なツールは、下記よりダウンロードのうえ、ご活用ください。

キャリア教育プログラム実施ツール

  • 振付映像1分

  • 振付映像3分

※リズムダンスの音源、模範映像の動画データをご希望の先生は、下記までお問い合わせください。

ダイドードリンコ株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報・CSRグループ

TEL 06-6222-2621(キャリア教育プログラム担当)

本プログラムに対する想い(ダイドードリンコ株式会社)

当社のルーツは「置き薬」に始まります。
戦後間もなく、創業家が出身地奈良の薬を全国に売り歩きお米などと物々交換していました。そこでその地域の方々との関係構築が深まり、のちに自動販売機を設置させていただく基になりました。
そのため、地域の発展なしには当社の発展はないとの考えが根付き、お世話になっている地方や地域の文化・歴史を守りたいとの思いから生まれたのが、2002年からスタートした「日本の祭り」という活動です。「青森ねぶた祭り」や徳島県の「阿波踊り」、宮城県の「塩竈みなと祭り」など全国で累計378件を超える祭りを支援させていただいております。(2017年末時点)

この「踊育キャリア教育プログラム」は、日本の祭りをはじめとした地方・地域の活性化に向けた活動と、当社が8年前よりサポートをしている東北ダンスプロジェクトにおける、学校現場でのダンス授業の支援活動が合致した当社の強みを活かすことができる教育プログラムです。

プログラムでは子供たちがなんとなく知っていた踊りの歴史やしぐさ(所作)の意味、先人の想いを知ることで、踊りに対してさらに興味がわいたような姿を目にすることができていますし、地域の踊りの所作をリズムダンスへ融合する過程でのグループワークを通し、仲間と協力することの大切さ、お互いを尊重し合うことなど、多くのことに気づき、成長することができています。
また、子供たち以上に、地域の踊り関係者の皆様が、子供達へ踊の歴史や踊りへの想いを伝えることができたこと、子供達と交流しながら踊りを伝えることができたことに大変喜んでいただいている姿を目にすることができています。
このキャリア教育プログラムが少しでも子供達の笑顔と地域愛を育むこと、そして地域の発展につながることができればと願ってやみません。

ダイドードリンコ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
広報・CSRグループ

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