60歳からの健康ダンス
ダンス・ヨリアイ DANCE YORIAI
ダンスリーダーが開催するダンスサークル「ダンス・ヨリアイ」
現代社会では減少傾向にある地域の親睦を深める場、ヨリアイ=「寄り合い」をテーマに、ダンスリーダー養成講座で身につけた内容を元に、ダンスリーダーが地域の住民が参加するためのダンスサークルを定期的に開催しています。認知症予防や体力向上につながるダンスレッスンを「寄り合い」に行くような感覚で地域住民が気軽に参加し、参加者同士がコミュニケーションをしていただくことで、親睦を深めツナガリを築いていただきます。またレッスンに参加した方が新たなダンスリーダーとなっていただくことで、新たなダンス・ヨリアイという場が全国各地に広がっていくことを目指します。
ダンスで地域コミュニティを形成し、運動を継続していただく取り組み
NSSAでは3ヶ月間に一度、ダンスリーダーの皆さん向けに「ブラッシュアップ講座」を定期的に開催しており、その際にダンス・ヨリアイで3ヶ月間取り組むための振り付けDVDをお渡ししています。ダンス・ヨリアイでは、NSSAから提供されたダンス練習用の振り付けDVDを参考に、ダンスリーダーの皆さんが中心となってダンスサークルを運営していただいております。
リズムダンスは、音楽によって気分が高揚されること、また、リズミカルで多様な動きが楽しめ、飽きずに集中できるなどのメリットがあり、高齢者の健康運動として適していると考えられています。さらには転倒のリスクに密接に関係しているリズム感、バランス能力が向上することが分かっています。
3ヶ月ごとに新しいダンスの振り付けのマスターという「新しい目標」を設定することにより、ダンスを継続しやすい環境を作り出し、また地域の皆さんで定期的に集まって運動をすることで新たなコミニュティが形成されており、新しい友達作りの場ともなっています。最近ではダンス・ヨリアイ仲間と地域のお祭りなどにダンスチームを組んで参加をするなど、活動の広がりを見せています。