キャリア教育プロジェクト

「地域の踊り」と「リズムダンス」を融合した
キャリア教育プログラム

福島県郡山市立海老根小学校での実施詳細

  • 実践例の紹介
  • 実践例の紹介
学校概要 郡山市立海老根小学校
福島県郡山市中田町海老根椚山150
対象 1年生 4名
2年生 4名
3年生 4名
4年生 7名
5年生 1名
6年生 5名
合計25名
実施日程 1日目 オリエンテーション、リズムダンスの授業(保護者参観)
2日目 わらじ音頭の授業、リズムダンスとわらじ踊りのミックス 
3日目 リズムダンスとわらじ音頭のミックスしたダンスの発表会(保護者参観)
4日目 振り返り
本プログラムに
取り組もうとした動機
小規模校のため、1年生から6年生までの縦のつながりを意識した取り組みをしたいと考えており、その中でダンスを活用して縦のつながりを強化できるのは面白い試みだと思い申し込んだ。また、福島の伝統的な踊りを由来を含め深く指導していただくことも児童にとっては非常に良い経験になると思った。
また、保護者参観、学習発表会の際にミックスしたダンスを発表をしたいと考えている。
ミックスする踊り わらじ音頭
地域の踊りの指導者 わらじ音頭保存会
若鷺 吉之輔 先生 ※わらじ音頭の振付作成者
若鷺 駒志津 先生
→「福島市商工会議所」へ協力依頼

わらじ音頭、わらじ祭りの概要

わらじ音頭にまつわる伝説、わらじ祭りの歴史について

神の時代、福島は湖だった。その後、水が引けて現在の福島の土地が出てきた。
湖があったところの真ん中に信夫山という山があり、3つの神様(月山神社、湯殿神社、羽黒神社)が祀られていた。3つの神社のうちの、羽黒神社の中には足尾神社という神社があった。
今から550年前の室町時代、商人が都(京都)へ商品を仕入に行く際、都への長い道のりの無事を祈願し、足尾神社へ新しいわらじの片方を奉納した。そして、無事に都より帰宅した際に、再度足尾神社へ無事に帰宅した御礼として京都のお土産を奉納するのと同時に、もう片方の新しいわらじを奉納し、お礼参りをした。
江戸時代からは、8月14日の盆踊りの際の神仏への家内安全、丈夫な足腰、健康祈願として、長さ12メートル、重さ2トンのわらじを足尾神社へ奉納し、もう片方のわらじは、翌年の旧暦1月14日に奉納するようになった。この行事がわらじ祭りの由来となっている。

踊りについて、福島地方では、江戸での流行り唄も福島で唄われる頃にはすでに江戸での流行りが終わってしまっていたり、福島独自の小唄が出来て踊られていたのですが、なかなか定着しなかった。
昭和45年より、市民の健脚を祈ってわらじ祭りが開催されるようになり、その際にみんなで踊れるようにと、現在のわらじ音頭が作成された。

学習の流れ

活用ツール

実施事例一覧